最近、生成AIで作った画像を勝手に使われる事件が起きています。
難しい法律の話ではなく、「自分の作品を守る」「他人の作品を使わない」という、いたってシンプルなお話です。
そもそも何が問題だったのか
ニュースになった事件について
ニュースで報道された事件は、こういう流れです。
あるAさんが時間をかけてこだわって作った画像がありました。その画像を、何の許可ももらわずに、別の人Bが自分の本の表紙に使っちゃったんです。
これが「著作権侵害」という犯罪になっちゃった、ってわけですね。つまり、「画像を作った人の許可なく、その画像を使うのはダメよ」ってことが、警察にも認められちゃったってことなんです。
これまでは「デジタルなものだし、コピーしても平気じゃん」って思ってる人も多かったと思うんですけど、今はダメなんですよ。
デジタルだろうが、手書きだろうが、関係ねえ。誰かが作ったものを無断で使ったらアウト、ってわけです。
実は身近な話です
私の知人にイラストレーターがいるんですが、彼女は「生成AIで作った画像なら大丈夫だと思ってた人って、結構いるんですよ」って苦笑いしてました。
SNSで自分の作品を公開してたら、いつの間にか知らないマーケティング企業の広告に使われてたんだって。
「デジタルだし、みんなのものだ」っていう勘違いが、こういう事件を生み出してるんだなあって感じたんですよ。
自分が作った画像を守るには
1. 「これは私が作りました」と証拠を残す
Aさんが「確かにこの画像は私が作ったんです」って後から証明できるようにしときましょう。
例えば、写真を撮る時にスマホに時刻が記録されますよね。それと同じように、いつ、どうやって作ったのか、っていう記録を残しときましょうってわけです。
作る過程をスクリーンショットで保存したり、「いつ完成した」っていう日付をメモっておくだけでいいんです。
別に難しいことじゃなくて、「これはちゃんと俺が作ったんだぜ」って後から言えるようにしときゃいいってだけです。
スマートフォンのフォトギャラリーに保存される日付だって、その証拠になるんですよ。
「こんなことまで必要なの?」って思うかもしんないですけど、後でトラブルが起きた時に「いつ作ったのか」をはっきり言えるのと言えないのでは、もう全然違うんです。
2. 「これは私のもの、勝手に使わないでね」と言っておく
作った画像をネットに出すときに、「著作権は私にあります」「勝手に使わないでください」ってどこかに書いときましょう。
SNSに上げるなら、説明文に「この画像は許可なく使用することを禁止します」って書く。ウェブサイトに載せるなら、その旨を明記する。ただ、これだけですよ。
この一言があるだけで、「あ、この人は自分の権利を主張してるんだな」って意思表示になって、後々のトラブルを防げるんですよ。
もし誰かが無断で使ってたら、「ちゃんと禁止って書いてあったじゃん」って堂々と言えるわけです。
3. フォルダを作って、整理しておく
自分の作品をごちゃごちゃのまま保存してたら、後で「確かにこれは自分が作ったんだ」って証明しづらくなっちゃうんですよ。
「2025年の作品」「完成版」「制作過程」みたいに、フォルダを分けて保存しときましょう。
そしたら、いざって時に「ほら、こんなに残ってますよ」って見せれるわけです。
クラウドストレージ(GoogleドライブやDropboxとか)を使えば、もし自分のパソコンが壊れちゃっても、作品が残るんですよ。これも結構重要なポイントなんです。
実体験から学ぶこと
ある写真家の話を聞いたことがあるんですけど、昔は日付管理なんか一切してなかったんだって。
「芸術作品に日付なんて野暮だ」って思ってたらしいんですよ。
でも、自分の作品が無断で使われて、その時に「いつ撮ったの?」って聞かれて初めて「あ、これって証拠になるんだ」って気づいたんだと。
今は「作品管理は自分自身を守る防衛戦だ」って言ってるんですよ。
面倒だと思ってたことが、実は最高の保険だったんですって。
他人が作った画像を使わないために
1. 「これ、誰が作ったの?」を確認する
ネットに出てるきれいな画像。「これ、素材に使えそうだな」って思った時は、ちょっと立ち止まってみてください。
「この画像は誰が作ったのか」「この画像を使ってもいいって、元々の作者が言ってるのか」ってことを確認することですね。
素材サイトなら、その画像に「自由に使ってOK」って表示があるはずです。
SNSなら、投稿者のプロフに「商用利用OK」って書いてあるかもしれません。ここを見ずに勝手に使ったら、トラブルになっちゃいます。
「でも、そんなの面倒くさい」って思うかもしんないですけど、後で警察から連絡されるよりは、断然マシですよ。
2. 迷ったら「使わない」が正解
「これ、使ってもいいのかな?」って迷ったら、使わない方が無難ですよ。
わざわざ問題を背負い込む必要なんてないんです。素材は世の中に山ほどあるんですから、「明らかに使ってOK」って書いてある画像だけを選ぶ。
これが一番簡単で安全なんですよ。
迷うってことは、その画像の元の作者がはっきり「使ってもいいよ」って言ってないってことですからね。
そういう画像は、後々「あ、実は商用利用ダメでした」「改変は禁止だったんです」みたいなトラブルの種になりやすいんです。
3. 作者に聞く。それが一番確実
「この画像をぜひ使いたい」って本気で思ったなら、作者に聞いちゃいましょう。
「このお素敵な画像を使わせていただいてもいいでしょうか?」ってメールやDMを送ればいいんですよ。
大抵の人は返事をくれます。OKなら「許可をもらった証拠」をメールの形で残しておく。これが一番確実な方法ですね。
自分が描いた絵を誰かが「いい絵ですね、使わせてもらえませんか?」って聞いてくれたら、めっちゃ嬉しいはずですよね。相手だって同じですよ。
思わぬ好意が返ってくることも
あるブログ運営者が、気に入った風景写真の作者に丁寧にメール送ったんだって。
「使ってもいいですか」って聞いただけなんですけど、相手の写真家は大喜び。「こういう使い方をしてくれるなら」って、高解像度版くれたり、その後仕事の依頼まで来ちゃったんだって。
結局、その写真家と協業することになっちゃったんですよ。「許可を求める」っていう姿勢は、相手を尊重することにもなるし、思わぬ人脈やチャンスだって生まれちゃったりするんですね。
仕事で使う場合は、ちょっと注意深くなろう
1. 会社で「ルール」を決める
自分一人で使うのと違い、会社の仕事で画像を使う場合は、もう少し注意が必要ですね。
「我が社は、このツールで作った画像だけを使う」とか「使う前に誰かにチェックしてもらう」とか、簡単でいいので「ルール」を決めときましょう。
これをしときと、もし後でトラブルがあった時に「私たちは気をつけてました」って言えるんですよ。
会社全体で対策してれば、個人の責任だけで済まないからこそ、ちゃんとしておくべきなんです。
2. 念のため、上司に一声かける
ネットで見つけた画像や、生成AIで作った画像を業務で使う時は、上司にちょっと「こういう画像を使おうと思うんですが、大丈夫ですか?」って聞いてみるといいですよ。
別に大げさなことじゃなくて、「ちょっと確認してから進めようね」という、良い習慣ってわけです。
こんなことに気をつけよう
「誰のものか不明な画像」は使わない
ネットにいっぱい出てる画像の中には、「本来は誰の著作権なのか、もうわかんない」っていうものがあります。
これは手を出さないのが吉ですよ。
「ちょっと修正したから大丈夫」は間違い
他人の画像をちょっと色を変えたり、文字を入れたりして「これは新しい画像だ」って思っても、それはダメです。
元々の作者の許可がないなら、何をしてもダメなんですよ。
「商用利用OK」と「改変OK」は別のもの
「この画像は商用利用してもいい」っていう許可と「この画像を改変してもいい」っていう許可は、別ものです。
商用利用OKでも、改変はNGかもしれませんね。条件をちゃんと読みましょう。
「サイトに出ているから大丈夫」は思い込み
有名なウェブサイトに出てるからといって、その画像を勝手に使ってもいいわけじゃないんですよ。
むしろ、有名だからこそ、著作権は厳しく守られてるはずなんです。
最後に。難しく考えなくていい
これらのことは、実は「相手を尊重する」ってだけのことなんですよ。
あなたが時間をかけて作った画像が勝手に使われたら、イヤですよね。だから、他人の作品も勝手に使わない。
「使いたいなら聞く」「聞いてからもらう」。これだけですよ。
法律とか著作権とか、難しい言葉は抜きにして、「自分がされたらイヤなことはしない」っていう、ごくごくシンプルな話なんですよ。
最後の考察:AIの時代だからこそ
面白いことに、生成AIが普及したからこそ、「誰が本当に作ったのか」ってのが重要になってきたんです。
AIはクリック一つで画像を作ってくれます。
でも、その裏には、プロンプトを何度も修正した人間の工夫があるんですよ。
色を変え、角度を変え、納得いくまで繰り返す。その試行錯誤こそが「作品」なんです。
逆に言えば、「面倒だけど、ちゃんと証拠を残す」「迷ったら聞く」っていうシンプルなルールを守ることで、あなたの工夫と努力が正当に評価される時代が来たってことなんですよ。
明日からできることから、始めてみてください。
